オグリキャップ こんにちは。 (by 東京競馬場)

どんぐりりん

2015年04月12日 08:57

4月も休日出勤&こっちゃんの発表会の練習が続いているので・・・
キャンプはGWまでお預けとなっている、どんぐり家です。


土曜日に続いて日曜日もママとこっちゃんがエレクトーンの練習に出かけるので
(こっちゃん、ガンバレー)

3月29日にみぃちゃんと二人でお出かけです。

行き先は遊具が沢山あり、お馬にも乗る事が出来るので

東京競馬場にしました。


入場料についてですが、今回のように東京競馬場で競馬開催していない時には
無料となります。


そして

遊具等はいつでも、基本無料です。


お目当ての乗馬ですが

う~ん、残念ながら工事中で中止みたいでした。


過去ネタですが

このように、お馬に乗る事ができます。


思いつきで急遽、競馬場に来たのでまさかの乗馬中止に出鼻をくじかれましたが

みぃちゃん、バーチャル乗馬でも楽しんでくれました




このように、遊具が沢山あります。


季節によってはここで


このように水遊びを楽しむ事が出来ます。
その際には、お着替えと水着を持って来られると良いですよ~



皆大好きアンパンマンもいます。


さて、お次は正面スタンドの前を歩いて行き




地下道を抜けて


内馬場に向かいます。





みぃちゃん大喜びして遊んでくれるかと思いましたが・・・
なんとびっくりすぐに出てきました。


なんでも「何かあんまりやる気がしなくなっちゃった」との事です。
周りが皆、兄弟&お友達連れだったのでちょっとさびしくなったのかもです。


それでは気を取り直してミニ新幹線に乗ることにします



久しぶりに乗りましたが、やっぱり楽しいですね。
みぃちゃんも大喜びでした


そして



アスレチック的な遊具もあります。


このように場内のあちらこちらに

ミニアンパンマン達が居て子供達、発見するたびに大喜びです。




気付くとあっと言う間にお昼の時間です。

飲食店もこのように充実しまくりです。コンビニもありますよ。


引退した本物のお馬にも

会えます。


桜が咲き始めていて

とても綺麗でした。


あれ!懐かしいな~

こちらのお笑いトリオの芸名の由来ともなっている



日本ダービー馬「ジャングルポケット」発見です。



おっ~と!偶然&ドンピシャのタイミングで

こちらの看板を発見です。


さっそく


お絵描きに参加させてもらいました。


う~ん。既成概念や狭い枠にとらわれない


実に自由で大胆な構図ですね~





いゃあ~マロンちゃん可愛いですね


記念撮影も出来て大満足です。



今度は

こちらに行きます。


オリジナル映画(約15分間)が上映されてます。


3D映画で、みぃちゃんとても気に入り2度見ました。


このように

スターターや


発馬も体験できます。


そしてそして


レース体験もできますよ~。
大人も体験する事が出来ますので、もし行かれた際にはぜひ体験してみて下さい。


それでは最後にこちらの

競馬の殿堂コーナーに行きます。


こちらではこのように

過去の名馬が紹介されております。



オグリキャップ


すみませんがここから先の記事については、

競走馬に興味がある方&興味を持ってみようかな~と思われた方。
オグリ好きだった方。&オグリキャップって?と思われた方。
どんぐり父ちゃん主観バリバリな、競走馬に対する想いを読んでみても良いと思われた方。


宜しければお進みください


ちょうどバブルの頃、競馬界に一大ムーブメントを巻き起こした
2大スターが登場しました


若き天才

武豊



そして・・・




華やかな

中央競馬(JRA)と比べるとその知名度、設備、資金等々全ての面で残念ながら
大きく水を開けられていた地方競馬(地方公共団体による公営競馬)


その地方競馬場のひとつである

岐阜の笠松競馬場でデビューし連勝を続け「笠松の怪物」と呼ばれていた
馬がいました。


しかし、過去に地方で怪物と呼ばれた馬が中央競馬に行ってみると、
全く歯が立たなかったことは枚挙にいとまがなかったので・・・


期待の声が挙がると同時に

「しょせんは3流血統の地方馬」
「エリート揃いの中央競馬に通じるわけない」

との厳しい声も聞かれたとの事です。


その「笠松の怪物」の馬主さんは、笠松競馬場に対するこだわりと持ち馬は決して手放さない。
との信念を持たれていることで知られていましたが・・・

「その馬の名誉の為に」
「地方馬だって中央競馬で活躍出来ることを、その馬ならばきっと証明してくれるはず」
との思いで、とても大事にしていたその馬を手放す決心をします。


そんな関係者皆さんの熱い思いと願いを一身に受け中央競馬へ挑んだのが

そうあのオグリキャップでした。


オグリキャップは地方と中央ではレベルが違うと冷ややかな目を向けていた人々を

驚愕させるような圧勝劇を次々と演じて連勝記録を伸ばしていきます。


しかし、残念なことに「クラシックレース」に出走する登録がされておらず・・・


クラシックレース
桜花賞、皐月賞、優駿牝馬(オークス)、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞の総称。
古い伝統を持ち、一生に一度3歳馬の時にしか出走する事が出来ないとても名誉あるレース。



圧倒的な強さから「出走さえ出来れば勝てる」
と言われながらも制度の壁に阻まれ華やかな表舞台にあがることすら許されませんでした
(この事が契機となり、後に制度が変更される事になります。)


同期生と対決するクラシックレースに出走する事が出来ないオグリキャップはやむなく
この時期の若駒としては異例ともいえる、年上の馬達との厳しい戦いを強いられます。



えっと~



この状況を競馬の事を全く知らない方の為に、出来るだけ分かりやすく
高校野球として例えるなら

清原 桑田のKKコンビを擁して高校野球で無敵を誇っていたPL学園が甲子園出場を許されず
プロ野球チームに挑むようなイメージです。(あくまでも、どんぐり主観ですが)


そんな数々の逆境をはねのけ



幾多の感動的なレースを魅せ続け地方馬出身との事で「雑草」とも「野武士」とも呼ばれ
皆から親しまれ愛されたオグリキャップ。



この人形もすごく流行りましたよね~


新しい馬主による、常識では考えられないあまりに過酷なローテンションを課せられても
常に全力で走り続けたオグリでしたが・・・

激戦による疲れの影響か、いつもみなぎらせていた闘志はすっかりと影をひそめるようになり
惨敗を繰り返し遂にラストランを迎えることになりました。



しかしそのラストランで

ずっとライバルとして戦ってきた武豊に導かれて奇跡を起こします。


今まで何度もオグリの前に立ちはだかった武豊が

引退レースの花道を飾らせてあげる。これまた凄いドラマですよね

オグリの最後のレースを見ようと訪れた17万7千人の大観衆とTV中継をみていた
全国の人々を感動の渦に巻き込みましたね。


今後、オグリより強い馬が現れる事があっても

これほどまでの感動を与える事が出来る馬が現れることはないのでは。
と言われ続けている名馬オグリキャップ。



私が本格的に競馬にのめり込んだのはオグリキャップブームより数年後に登場した

シャドーロールの怪物ナリタブライアンに魅了されてですが

オグリキャップのあまりにドラマチックな競馬人生を知れば知るほど
競走馬に惹かれたものです。



京都競馬場に愛され、そして京都競馬場で散った

関東の刺客ライスシャワー 


砂の女王

ベガはベガでもホクトベガ 


日本競馬の至宝

武豊をして「理想のサラブレット」と言わしめたサイレンススズカ



皆、あまりに悲しい最期となりましたが、それでも彼ら彼女らがレースで魅せた
すばらしい輝きと感動は永遠に失われることはないと思います。


えっと~
ほんの少しでも競走馬のドラマ性に関心をいだかれる方がいらしたら嬉しいな~
また昔のように夢中で応援したくなる、馬が出てきたら嬉しいな~
なんて事を想いながら、つらつらと書いちゃいました。


おしまい

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