シーズンズランタン 初めまして。

どんぐりりん

2016年03月14日 22:42

昨年末、どんぐり家に

シーズンズランタン2016が仲間入りしました。

何人かの方にシーズンズランタンについて聞かれた&まささんから購入したよ~
との報告を頂きましたので

いつものように備忘録&何かの参考になりましたらと書いてみたいと思います。
シーズンズランタンはコールマン ジャパンが日本国内で独自に企画し、
米国本社の工場で製造されるリミテッドエディション(限定版)のランタンとの事です。


2005年から販売されておりこのように、


その年ごとにデザインが変化するので、毎年シーズンズランタンを購入して
コレクションとするファンも多いとの事です。


父ちゃんも「今年はどんなデザインになるのかな~」と
2016年のシーズンズランタンの発表を楽しみにしておりました


さあ~

お待ちかねの「シーズンズランタン2016」です



☆☆☆引用させて頂きます☆☆☆

2015年に引き続いて「アメリカン・ヴィンテージ」がテーマのシーズンズランタンの
第2弾として、1950〜60年代にコールマン製品で使われていた
ストロベリーカラーを復刻。

燃料タンクのデカールとガラスグローブにはアメリカン・ヴィンテージをモチーフにした
タイポグラフィによる懐かしく新しいデザインを施しました。

シーズンズランタン2016製品特長
特徴① ランタンモデルはシーズンズランタン定番の200B
特徴② 190キャンドルパワー(約130W相当)の明るさ
特徴③ オリジナルのキャリーケースは限定カラー、貝殻のように開閉するクラムシェル型


●本体サイズ : 約 17 x 17 x 31(h)cm
●重量 : 約 1.4 kg
●素材 : スチール、他
●明るさ:約 190 キャンドルパワー/約 130W 相当
●燃料:ホワイトガソリン
●燃焼時間 約 7 時間~15 時間
●タンク容量:約 590cc
●収納ケースサイズ: 25 x 23 x 40 cm
●製造国:ランタン本体(米国) キャリーケース(中国)



1950〜60年代にコールマン製品で使われていたストロベリーカラーを復刻。
「アメリカン・ヴィンテージ」がテーマ。

ヴィンテージ好きな父ちゃん垂涎の言葉が並んでおります


普通のピンク色とひと味違う、レトロチックなお色のストロベリーにも惹かれましたが
更に心惹かれたのがこのホヤのデザインです。



「まさにこれぞ良く聞く50s~60sの古き良きアメリカだよな~」




「アメリカングラフィティーここにありだな~」
(言葉の意味はニュアンスでしか分かってないですがw)


♪ 最上級の惚れ方さ ゾッコン♪ (by シブガキ隊)とゾッコンLOVE です。


でもこのストロベリーな、お色・・・

「ちょっと可愛すぎるかな~」との思いも心をよぎります。
しかし、そんな父ちゃんの不安な気持ちを見事打ち消してくれたのが・・・













素敵な笑顔の

林家ぺー&パーさんでした。


「よし。林家さんを見習って、父ちゃんもピンクの世界へいざ行かん」
と購入権利をかけた抽選に臨みました。

そして、もし今回当選したあかつきには背中を押してくれた林家さんに勝手に敬意を称して
以前名付けた「竹中直人ランタン」のように、このランタンを「林家ランタン」
と呼ぼうと、昔から無駄に命名好きな父ちゃん心に誓いました。


抽選の申し込みをしている時に店員さん曰く
「去年も人気が凄かったですが、今年の抽選申し込み数は去年を大幅に上回ってます」
との事でした。


「う~ん。そんなに人気があるんじゃ、こりゃ~当たらないだろうな~」と思って
全然期待してなかったので、当選の知らせを聞いた時は嬉しかったです


そんなこんなでどんぐり家初のホワイトガソリンランタンがやってきましたので
説明書&先人達のお知恵をもらい&ペトロちゃんとの相違点を交えつつ・・・


恒例のどんぐり主観バリバリのインプレ「林家ランタン編」開始です


さあそれでは先ずはランタン各部の名称

そして働きについて

♪ きつめのメイクを注意しはじめたら それはチェック チェック チェック チェツクポイント ♪ 
(by 藤井 一子)

チェック開始です。



点火準備


① ホワイトガソリン注入


先ずは燃料キャップを外します。


シーズンズランタンはホワイトガソリン(ここから先はWGと表記します)を使用します。
WGって「白ガス」と呼んでいる人も多いですよね~。

コールマンのWGは、青に着色している事から「青ガス」とも呼ぶみたいですね。
WGは、なんでも不純物を取り除き添加物の入っていないガソリンとの事です。

対して、車に使われているガソリンは「赤ガス」とも呼ぶみたいですね。
レギュラーガソリン(赤ガス)は腐食防止剤や洗浄剤等が入っているとの事です。


ペトロちゃんに使う「灯油は」昔懐かしの銭湯でお馴染みだった

ケロリンとよく似た「ケロシン」ともよびますよね~。

ケロシンと聞いてお風呂のケロリン、そして薬局で見かける

ケロヨンを思い浮かべたのは父ちゃんだけではないですよね?


閑話休題




WGと灯油との大きな違いとしては、炎を近づけたときに火がつく温度である
「引火点」との事です。

灯油は約40℃で引火するのに対して、WGは約-40℃と引火点が低く強い火力が得られますが
常温ですぐに着火しますので取り扱いには灯油に比べてより気を配る必要があるとの事です。


そしてそして、もう一つ大きな違いとなるのがランニングコストですね。
う~ん確かに灯油に比べるとコストが

「でも一般的にWGランタンの方が取り扱い&メンテ等は楽だよ~」
「いやいや。あのひと手間掛かるのが良いんだよ~」

との話を良く耳にしますが、確かにデザインも含めて最後はその人の好みとなりますよね。




こちらの赤い「フューエルファネル」を使ってWGをタンクに注入です。

牛乳パックなんかもそうですが、

このように注ぎ口は。とのイメージが強いですが・・・

WG缶から注ぐ場合にはこのように

注ぎ口をにすると空気が缶の中に入りやすくなり、注ぎ易くなるとの事です。


さて、いつものように好奇心旺盛な父ちゃんなので、実際どうなんだろう?
と注ぎ口比較をを試みてみました。

すると・・・

説明書通り注ぎ口を上にした方がWGの出量をコントロールしやすく、注ぎやすい。
とWGまみれになった林家ランタンと父ちゃんの左手が、悲しいまでに証明してくれました

う~ん、匂いについては、灯油よりはWGの方がしっこくないですね。
灯油の匂いのしっこさは凄いですもんね~。


はてさて先ほど登場した「フューエルファネル」についてですが

フィルター付きとの事ですので、ゴミ等がタンク内に入らないように給油が出来る。
そして、燃料タンクの8分目になるとそれ以上は燃料がタンク内に注がれないように
なっている。との事でおススメとの事です。


燃料を入れすぎると空気圧をかけるスペースがなくなり不完全燃焼の原因となるそうなので、
タンクも人間と同じように腹8分目が目安との事です。



② ポンピング開始

それでは燃料タンクに空気を入れる儀式「ポンピング」を開始します。



ポンププランジャーのノブを左にまわして引き出します。


ノブの中央にある穴を指で塞ぎます。

ノブを押したり引いたり繰り返してタンク内に空気を入れていきます。
回数の目安は大体50回~80回前後との事です。


空気がタンク内に充填されてくると、ノブが固くなってきまますので、

ソロソロこれ以上は無理かな~と思う位に固くなったらノブを押し込んでロックとの事です。


この「ポンピング」との言葉ですが、なかなか耳にしない&このポンピングをしている
方の姿を初めてキャプ場で目撃した時に

「何かシュポシュポと大変で難しそうな事をしているな~」
「この方達、間違いなくキャンプの達人だな~」

とジェントス君片手につぶやいたあの日の事が自然と思い出されました


③ マントルの取り付け


先ずはこのようにナットを緩めてベンチレーター等々を取り外します。


そしてこのランタンを光り輝やかす「マントル」の紐を



このように二重にします



バーナーキャップに括り付け、余った紐をはさみで切り落とします。
ちなみにシーズンズランタンに適合するマントルはA21との規格との事です。


マントルを取り付ける際にはなるべく丸い形に指で広げてあげると光らせたときに
きれいになるとの事です。




④ マントルの空焼き


マントルに火をつけ空焼きを行います。
空焼きの際には真っ白く灰状になるまで燃やしてくださいとの事です。



燃やしたあとのマントルはとても脆いので出来るだけ触れたり揺らしたり等の
衝撃が加わって破損しないように気をつけて下さい。



⑤ 点火


マントルの空焼きが終わったら、もう一度ランタンを組みたてます。


燃料バルブを左に回して先ほどのポンピング作業の賜物である、
空気とWGの「シューシュー」との噴射音確認します。


シューシュー音を確認する事が出来ましたら

下の穴からライターを差しこんで点火です。


点火後は

バルブを調整する事でランタンの炎の調整を行うことが出来ます。



灯油ランタンである、ペトロちゃんとは点火工程が違うのが興味深いですよね~。

シーズンズランタン(WGランタン)・・・燃料バルブをひねって着火点火。
ペトロマックス(灯油ランタン)・・・燃料バルブをひねってプレヒート着火点火。

灯油燃料は気化効率が悪いので、点灯時にジェネレーターに強制的に熱を加えて

このようにプレヒート(予熱)をして点火のアシストが必要との事です。
このプレヒートの有無がWGランタンと灯油ランタンとの点火作業の大きな違いですね。



⑥消火


バルブをオフまで回します。
オフにしてもしばらく燃焼し続けたのちに消火になるとの事です。


これまたペトロちゃんとは違いますね~。

ペトロちゃんは、

先にこのように空気圧を抜いてからバルブを回すと書かれておりましたので。




ランタンにまつわるエトセトラ。

お気に入りに登録させて頂いていて、是非一度機会ありましたらお会いしたくてたまらない
AMERICAさんのこの記事を参考にさせて頂き

このように、ランタン底面部のキズ防止対策を行いました。
AMERICAさん、いつもためになる記事有難うございます



以上です。


いつものように、つらつらと思いつくまま気の向くまま脱線しまくりながら
自分の備忘録&自分も先人の方達の記事を参考にさせて頂きましたので
この記事を読まれたどなたかの少しでも参考になれたらいいな~
と書いてみました。

いつもながらの、父ちゃん主観バリバリなインプレとなっておりますので、
あくまでも参考までにでお願いしますね~。



おしまい



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