2014年05月28日 00:01
自分の備忘録&ペトロに興味がある方に少しでも参考になればと思い記事を書いてみますね。
尚、記事を書くにあたりペトロにを購入した際に添付されてきたマニュアル2冊の引用&
先人の皆さま方のネット情報を個人の主観によりブレンドして書いております。
私の勘違い等もあるかもしれませんのでこの記事の内容については、あくまでも
参考までにとして下さいね。
では早速点火作業開始です。
レッスン1 給油
①圧力計付注油口キャップを外して、タンクに灯油を入れます。
灯油の量はタンクの7分目を超えないようにしてください。
燃料を入れ過ぎると圧力がかかりにくくなりますので注意してください。
私的に付け加える注意点としては・・・
初めてキャップを外した際に、なんか気になって・・・
タンク内を覗きこんだりペトロを傾けて振ってたりする人が大半だと思いますが・・・
どうかその際にはタンク内に残留しているオイル(?)が滴り落ちてくる事が
あるので気をつけて下さい。(このオイル?はなんだったんでしょうね)
さもないと、床や服を無駄に汚したり、室内にオイル臭を振りまいたりして
家族から、白い目で見られる恐れがあります。
②給油後は注油口キャップを取り付け、青いハンドルの矢印を上向きにセットしてください。
レッスン2 マントルの取り付け
①ヘッドカバーの両側についているスクリューを緩めて、
ヘッドカバー
インナーチムニー
を取り外してください。
ヘッドカバーの刻印がカッコイイですね。
②ミキシングチューブとノズルが固く閉まっていることを確認してください。
このノズルがセラミック製で、破損しやすいみたいですね。
ステンレス製のノズルに交換しておくと、安心みたいです。
我が家も今後の事を考えて、購入しようと思います。
③マントルを指先で袋状にふくらませノズルの溝に固く二重結びしてください。
余ったひもは切り取ってください。
二重どころか三重締めもできそうなので、慎重派の私としては折角なので
三重締めをしたかったのですが、ここはマニュアルに従い二重締めにしておきました。
④インナーチムニーとヘッドカバーを元のとおりに取り付けてください。
この時ヘッドカバー上部の窓から内部のミキシングチューブの正面のスクリューが
見えるようにセットしてください。
ここで、スクリューが見えないようにセットするとどうなるのかな?と
ムダに疑問が湧きましたので、試してみました。
なるほど、スクリューとヘッドカバーが干渉してしまうんですね~
レッスン 3 ポンピング開始
①バルブの突起が上向きであることを確認してください。(バルブが「閉」の位置)
バルブは左右どちらに回しても大丈夫です。
②圧力計付注油口キャップ横にある圧力調整スクリューと予熱バーナーのレバーが
全て閉まっていることを確認してください。
③ポンプのロックを外し、ポンピングをしてタンク内に圧力を加えてください。
ポンピングは圧力計の針が赤色の目盛りに達するまで確実におこなってください。
レッスン4 マントルの空焼き
新しいマントルを取り付けて初めて使用する場合、マントルの空焼き
(マントルを燃やして白い灰状にすること)をおこなわなければなりません。
以下の要領で空焼きをおこなってください。
①予熱バーナーのレバーを手前に引くと霧状のガスが噴き出しますので、
フレームチューブ根元の着火口にマッチ等を当てて点火してください。
②ゴーッという音とともに炎が勢いよく噴射してマントルに燃え移ります。
この音は結構迫力があってカッコイイです
③マントルが燃えていることを確認したら予熱バーナーのレバーを元の位置に戻してください。
④マントルが黒く焦げながら縮んでいき、しだいに丸みを帯びた白い灰状に変化します。
これでマントルの空焼きが終了。
マントルを空焼きする際に発生する煙を吸い込まないでください。
と説明書に書いてましたが、ハンパない煙の量でしたので気をつけて下さいね。
(もしかしたら、たまたまかもしれませんが)
レッスン5 点火
①予熱バーナーのレバーを手前に押し下げてマッチで点火してください。
予熱バーナーから炎が勢いよく噴射してジェネレーターを熱しはじめます。
②予熱バーナーによる予熱が90秒以上経過したら、バルブの矢印を下向きにしてください
(バルブが「開」の位置)。マントルに点火します。
③マントルに点火したことを確認して予熱バーナーのレバーを元の位置に戻してください。
④ポンピングをしてタンクの圧力を高めてください。圧力を使用圧力(2.5バール)に調整してください。
点火直後は炎の状態が安定しないことがありますが、しばらく燃焼して全体が暖まるにつれて
白く明るい安定した炎になります。
点火時に発生する煙は吸い込まないでください!
明るさは調整できません。
予熱バーナーの使用に伴い、タンク内の圧力は少しづつ低下します。
圧力計の動きに注意をしながら予熱中でも必要に応じてポンピングをおこなってください。
ランタンの使用中、 圧力計が1バールを下回ったらすぐに、ハンドポンプを使用して
慎重にタンクの圧力を上げてください
さあここからが、恐らくまだ購入されて無い方にとってもっとも期待 関心がある&気になる所だと思います。
予熱を十分に行わないまま、バルブ矢印を下向きに回してバルブを開けますと
気化していない液状の燃料がニップルから噴き出て、それに引火して
ランタン上部が燃え上がり重大な事故につながる可能性があります。
予熱は時間をかけて慎重におこなってください。
もしもこの状態になったら、落ち着いて素早く圧力調整スクリューを反時計まわりに回して
タンクの圧力を抜いてください。しばらくすると噴き出た燃料が燃え尽きて消火します。
完全に冷却してから溢れた燃料をきれいにふき取ってください。
わたしはこの
「落ち着いて素早く圧力調整スクリューを反時計まわりに回して」をナンマンダブツ アーメン の祈りと共に唱えまくりながら点火作業を行いました。
レッスン 6 消火
①圧力計の横についている圧力調整スクリューを反時計まわりに回すとタンクの圧力が抜けて
自動的に消火します。
②ハンドルの矢印を上向き(バルブが「閉」の位置)にしてください。
③本体が冷めた後、圧力調整スクリューを締めてください。
ハンドルを閉めて消火しないでください。
この方法でもマントルの炎は消えますが、ジェネレーター内に燃料が残留して
次回使用する際不完全燃焼の原因になります。消火は必ず圧力調整スクリューを開けて
タンクの圧力を抜いておこなってください。
以上、ザックリと添付されてきた2冊のマニュアルを基に、つらつらと書いてみました。
ペトロにちょっと興味があるんだけどどんな感じかな?
とういう方にとって、こんな感じなんだ~と大まかにでも知って頂けたらなあと思いました。
(私も、先輩方のブログ記事に、お世話になりましたので)
それにしても、やっぱり明るい&カッコイくてペトロ良いですね~
さすが、去年の大ヒット曲の歌詞にも登場するわけです。
これからは、メンテ方法を少しづつでも覚えて行きたいなあ~と思います。
もし、この記事を読んだベテランの方、ここはこうした方が良いよ~との事があれば教えてくださいね。
宜しくお願いします。