どんぐり家族のコロコロ日記

遂に遂に、憧れの上高地へと

行ってまいりました。


♪　ずっと　ずっとねぇ～　♪（ZUTTO　ｂｙ　永井真理子さん）てな具合に
長い間憧れていた＆初めてのバックパックキャンプとなりますので
備忘録も兼ね、準備編からお送りしたいと思います

もうあれは5年位前の事だったでしょうかね？はるパパさんの素敵な記事を読んで
改めて上高地への憧れを強く抱いたのは。

「とんでもなく素晴らしい景色が待っている」「バックを背負ってなんて、面白そうだよ」
「小梨平キャンプ場の高規格ぶり、ハンパないってよ」

思いつくまま口角泡を飛ばしながらｗ、どんぐりママにプレゼンを何度も試みたものの・・・


「う～ん。景色が綺麗なのは、勿論分かるんだけどね・・・」
「何か荷物を持つのも大変そうだしｗ、まずは二人で行って来てもらってそれから考えるよ」との

実に♪つれないな。なっー♪（ハイスクールララバイ　byイモ金トリオ）なセリフを受け、
ここ何年もの間、父子キャンプでの計画を幾度となく練っておりました。



さてバックキャンプというくらいなので、主役となるバックですがnaoさんに「アマゾンで安いバック売ってますよ～」
とのアドバイスを貰いアマゾンのジャングルを迷い続け、辿り着いたこのバック・・・


値段を考えると

容量もあって

雨対策にと、カバーも装備しており、

コストパフォーマンスに優れているのですが・・・


ビニール臭が兎に角強烈で「オイオイ典型的な安物買いの銭失いじゃないだろうな？」と
泡を食ってベランダに干したり、ファブリーズを掛けたりしたものですが
数年の時を経るうちに、匂いは特に感じられなくなりましたので良かったです。


みぃちゃんのバックですが、ボーイスカウトで活躍しているバックで

参考までに容量は45～60Lとなっております。


さ～あここからは私が悩みまくった、対決シリーズをお送りしたいと思います。


第一試合：青コーナー「シート」VS赤コーナ「椅子」

シート座りの最大の武器はやはり身軽さで、対する椅子の武器は快適さですよね～。

食事の時の事を考えると、椅子の場合同じ位の高さの机を持っていかないと屈んだりする事が多く
食器を持ち続ける事になりそうなので、シートの方がみぃちゃんには良いのかな・・・


でもゆったり体を休めたりする事を考えると、背もたれ出来る椅子の快適さは捨てがたい

そして川べりでのんびりとした時間を過ごすのにも、やっぱり椅子は良いのかな・・・

う～ん、詰め込めばヘリノックスがバックに入りそう＆キャンプ場まではそんなには歩かない。
との事でこの勝負は一旦引き分けで、シートも椅子も両方持って行って（笑）
現地で勝負の行方を確かめる事にしました。



第二試合：青コーナー「クッカー」VS赤コーナ「メスティン+フライパン」

なにせ今回は初めてづくし＆小梨平キャンプ場さんには素晴らしい食堂＆売店がある。
との事でしたので、無理せず食堂＆売店を活用しようと思っております。

その為ズバンと割り切ってしまえば、サイト料が安い事も鑑みてALL食堂との選択で
料理の手間＆食関係の荷物をゴッソリと減らすのも、選択肢のひとつではとも思いました。


しかしながら当日、あくまでも（笑）時間と体力に余裕があるのであれば・・・

やはり自炊もしてみたいとの気持ちもあって、クッカーを持って行くのか？、
それともクッカーのフライパン+メスティンにするのか？悩みましたね～


先ずはメスティンにアルコールストーブや燃料、スポーク等々を詰めてみたり
メスティンの蓋で焼き焼きなんてどうなんだろう？

なんて妄想を楽しんだりしてましたが、みぃちゃんの食欲を考えると（笑）
やはりメスティンの蓋では心もとないので、クッカーのフライパンも必要では？


ガス管も小さいサイズでは、心もとないのでは？

そんな事から、クッカーに

キャンプの相棒

ガス管の「スグル」を

ギュッと

押し込んで

クッカーのフライパンに、百均の皿を納めてみたりと


ひとりリビングで、これ以上ない真剣な顔で「ヴ～～ん」と唸っておりましたが・・・


どうせガス管のスグルが場所を食う事を考えると、との事で今回の勝負は
クッカーの右手が挙がりました。

しかしソロだったらガス管も小さくしてで、恐らくメスティンにも十分勝機があるのではと思います。
（いや果たして、絶対王者である食堂には誰も敵わないかも知れませんが）


はてさて先ほど自炊もなんて書いちゃいましたが、皆さんご存じのようにレアキャラ
クッキング父ちゃんは、料理のレパートリーが著しく乏しい為


自炊と言ってもシンプルに、焼き焼きを考えているので調味料については

四の五の言わずに、この二つを用意すればザッツオールと考えましたが・・・
流石にこのままではと思い、プラスチックケースへ入れ替えようとケースの蓋を開けてびっくり。


「アレ！こんなに穴小さかったのか！」「そう言えば普通は醤油やソースが入ってるもんな～」
「しかし乗りかかった船だ、このまま前に進むぜ」と・・・


紙を巻いてみたり、穴を開けてみたりと

試行錯誤＆悪戦苦闘していると・・・


シェラカップ炊飯をした時のように、ママが怪訝＆ニヤニヤ顔で「また何か始めたの？」と
聞いてきたので「えっ。今度のキャンプに向けて調味料を入れ替えてるんだよ」と答えるや否や・・・


「えっ。みぃちゃんのリュック結構荷物入るし、そんな小さいのにそんな苦労して入れなくても（笑）」

「はい。これ使えばOKじゃない？」と、こともなげにｗサラリと言ってのけるので・・・

「・・・いや違う。今回はただ入れば良いとか、そういう簡単な話しじゃない。」
「少しでも、そしてどこまで荷物を減らせるのか？そんな自分との戦いなんだ」と

正直、今すぐにでもキティちゃんに手を伸ばしたい気持ちをグッと堪え（笑）
そして快適さに負けｗ、既にヘリノックスをバックに詰め込んだ事実には一切触れずに答えます。


そして「あっ。またこぼれたよ～ｗ」「入れるの代わってあげようか？」との

どんぐりママのチャチャ声援を背中に受けながら遂に、入れ替え終了。


あれ！この記事を書いていて今ふと思ったのですが、入れるんじゃなくてケースをへこまして
吸い込ませれば良かったのかも・・・

って、それもやっぱり大変そうなので次回は間違いなく、キティちゃんを使うと思いますが（笑）



そしてそして、ライトですが

このような組み合わせとなりました。


恐らくアレ？と思われている方がどんぐりママを含め（笑）、少なからず
居らっしゃる事とは思いますが・・・


確かに！先程どんぐりママに語った「自分との戦い」との言葉を考えると
明らかに！！大げさ＆たいしてｗ戦ってない事は否めません

しかしながら、月明かりの中

スグルと語り合う為には、ノクターンはどうしても譲れないので・・・
どんぐりママに見つかる前に、素早くサッとバックにの中へと入れました


そんなこんなで、「荷物を減らす」と「快適さ」との狭間で揺れに揺れながらも
準備完了です


さ～あそれでは、長年の憧れ＆初めての試みで期待と不安でドキドキですが

「この道を行けばどうなるものか　危ぶむなかれ　危ぶめば道はなし」　
「踏み出せばその一足が道となり　その一足が道となる　迷わず行けよ　行けばわかるさ」

との事で、憧れの上高地へ向けて「１　2　3　ダッー」で出発です


つづく